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■恩納村商工会「国土大臣賞」受賞-地域づくり全国交流会議
1月30日、宮崎県宮崎市で開催された「地域づくり全国交流会議宮崎大会」において、「地域づくり表彰」の最終審査会が開催され、恩納村商工会(當山憲一会長)が「国土交通大臣賞」を受賞しました

受賞の様子 恩納村商工会では、本土からの修学旅行生や観光客を対象に、恩納村の生活文化や自然環境に触れ、体験を通して地域の住民と交流する「ふれあい体験学習事業」を平成7年度から実施してきました。平成12年度には参加者が16,602名、平成13年度には10,772名(米国同時多発テロの影響で減少)と成果をあげてきました。
▲表彰状を受け取る恩納村商工会経営指導員 平田克裕氏
「ふれあい体験学習事業」には、沖縄の家庭料理やサンシン、方言講座といった生活文化体験、サトウキビの収穫やコーヒー豆の収穫といった農業体験、他にも漁業体験などのプログラムがありますが、そのスタッフはすべて恩納村の村民です。
 この「ふれあい体験学習事業」を通して、誘客促進効果や経済の波及効果だけでなく、地域の連帯感が生まれました。また、伝統的な文化の紹介が地域文化の振興に繋がっている点が高く評価され、今回の表彰となりました。
■東村地域づくり総務大臣表彰
地域づくりに大きな功績のある全国の市町村や団体に贈られる「地域づくり総務大臣表彰」を東村が受賞しました。
東村では、地域の資源を生かしてグリーンツーリズムやエコツーリズムの推進を図りながら観光施設の整備を進めてきました。今回の表彰は交流型農村を目指し、行政と住民が連携して地域の活性化に取り組んできたことが高く評価されたものです。
 1月22日、東京の都道府県会館で表彰式が行われました。
 受賞の喜びを 宮城茂村長、山城定雄企画観光課長、東村エコツーリズム協会会長の島袋徳和さんに語っていただきました。
宮城茂村長
 「東村の地域づくりについては人材に恵まれました。今回の表彰を大事に、誇りにしていきたい」
山城定雄企画観光課長
 「地域づくりのための原石(資源)は身近なところにあります。
 東村では、それを掘り出して磨きをかけ、村づくりの戦略の中に落としこんでいきました。今回、それが内外に評価されたのだと思います」
島袋徳和協会長
 「東村の地域おこしに関わっている方々、全員に贈られた賞だと思っています。今回の表彰は改めてみんなで地域おこしって何だろうと考える良い契機ではないでしょうか」
東村のホームページはこちらから
宮城茂村長・山城企画観光課長 島袋徳和さん
↑山城企画観光課長 宮城茂村長↑ ↑島袋徳和さん
 

全国大会報告

岡山発「地域元気宣言」をテーマに、1月16日、17日の両日、第18回地域づくり団体全国研修交流会 岡山大会が開催されました。沖縄県からは10人が参加しました。
全国大会の様子
▲大会の様子
全国大会参加者
  ▲参加者の写真
<岡山大会参加者名簿>
氏 名 所属団体 参加分科会
豊永 盛光

野國總管塾

高梁分会  1分科会
赤嶺 豊光 南風原町商工会 倉敷分会  1分科会
小野寺 明夫 沖縄コンベンションシティ会 倉敷分会  1分科会
伊芸 幸雄 がらまん塾 総社分会  1分科会
平田 嗣広 がらまん塾 高梁分会  1分科会
安村 昭洋 具志川市 山水会 高梁分会  2分科会
事務局
石原絹子 県地域づくりネットワーク事務局 高梁分会  1分科会
大城ユウ子 県地域づくりネットワーク事務局 倉敷分会  3分科会
城間睦之 沖縄県地域離島課 高梁分会  1分科会
玉城美智子 沖縄県地域離島課 新見分会  1分科会
 参加者は、初日に岡山県の高梁川流域の4市、9つの分科会に分かれて研修、交流を行いました。翌日は倉敷市のチボリ公園で、全員参加フォーラムと銘打っての全大会となりました。記念写真の撮影のとき、具志川市 山水会の安村昭洋さんの姿が見当たらないので「どうしたのだろう」と気にかけていました。そしたら、高梁分会 2分科会の報告者として壇上にいるのでびっくり。安村さんの「いちゃりば ちょーでー」という沖縄の言葉を引用しての参加者報告は、なかなか好評でした。
 次回の大会は8月28日(木)・29(金)の2日間、秋田県で開催されます。参加なさいませんか? 地域づくりのヒントがみつかったり、多くの地域づくりの仲間との交流が生まれることでしょう。

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アイコン具志川市山水会 安村昭洋さんの感想

 第18回地域づくり団体全国研修交流会岡山大会備中宇治のまちづくり
1. 地域の概況
 宇治町は備中高梁駅より約20km、高梁市の西北部に位置する310世帯、900人余りがすむ山村で多くの城跡、社寺など遺跡が点在する地域です。地域の基幹産業は農業で、主な作物は水稲、果樹、酪農、野菜、花などですが、小規模でほとんどが二種兼業農家です。
2. まちづくり活動取り組みの経緯
 平成元年頃より、急速に過疎化が進み人口が減少し中学校の統合が現実のものとなったことで、ますます過疎が進行することを心配し、地域の活性対策として、山村の自然と歴環境を活用して、都会から人々を迎え農村の素朴で暖かい人情など、ふるさとを感じてもらう活動をしようと各種の組織づくりに取り組まれていた。
 その事業は、(1)無農薬野菜 (2)ふるさと物産まつり(3)郷土料理研究会 (4)備中塩田焼工房(5)体験農園など、そして、平成6年に農村滞在型交流施設として、宿泊研修施設を整備して「備中宇治いろとりどりの山村リゾート施設管理運営委員会」を組織し、利用者が農村の生活を体験しながら人々との交流を促進することで、地域の活性化につながるよう管理運営に努めている。第二分科会は、北は岩手県から南は沖縄県まで24名が参加いたしました。始めに現地視察で、たかうね桜の森公園、備中塩田焼工房、農村公園を回りました。桜の森公園は、新世紀の幕開けを記念して2001本の桜が植栽され、そこにはオーナーゾーンがあり私も桜木一本(五千円)を記念として植えました。
 体験学習では、田舎とうふづくり、ねじり菓子づくりの体験をし、作ったのをみんなで試食をしながら和やかな雰囲気になって行きました。
 最後は交流会で、地域でとりくんでいる活動事例発表がありました。(1)都市との交流による地域づくり (2)訪れる人々を暖かく迎える花のまちづくり(3)体験学習の受け入れ、農家生活を通した交流です。発表者は実践された方々で説得力のある発表でした。交流会では婦人会が接待にまわり、余興は備中神楽を鑑賞しながら地域でとれた野菜などで宴会にうつりました。交流会場から宿泊地(元仲田邸)までの道中(700メートル)は、闇の中なので、青年会が松明(たいまつ)のスタンド20本を準備してくれました。闇の中で炎が燃えている様は、原始時代に戻れた感を覚えました。
 元仲田邸では「夜なべ談義」が始まり、フリートークで気軽にわいわい語り延々午前2時まで続きました。まさに時は「ゆるやかに流れる心のふるさと」。時間を忘れさせる宇治のまちづくりの奥のふかさに感激いたしました。

 
桜のオーナーゾーン▲オーナー制度 桜の木
▲名札のついた桜の木
沖縄コンベンションシティ会小野寺明夫さん・南風原町商工会赤嶺豊光さんの感想

 分会−倉敷分会第一分科会について
活動発表は、(1)児島おかみさん会(中埜時子さん) (2)まるごとフィルハーモニー(倉敷おかみさん会 料治元子さん) (3)とこはい下津井節振興会(中塚邦子さん)の3名でした。
メインタイトルが 「来て、観て、感じて・・・・この思い!!」。サブタイトルが「楽しみながらの賑わいづくり」とあり、イベントを通しての街づくりを生の音楽や踊りを紹介しながらの発表でした。
活動発表(3)のとこはい下津井節振興会については、演目と会の活動自体がエネルギッシュで、地元にアピールしているばかりではなく、当地を離れ、あの札幌の「よさこいソーランまつり」にも参加したそうで、その様子がテレビをとおして全国に発信されるなど町おこしに貢献しているのが実感できました。あとで地元のかたに聞いたところ、この下津井地区は同じ倉敷市でも市町村合併前の児島市にあるそうで、上品で保守的な倉敷市とは違い、港町のエネルギーを感じました。
この研修会、交流会をとおして非常に意義深かったのは、同じ分科会に群馬大会('02年2月)伊勢崎分会の会長を務めた杉原みち子さんや愛知大会('05)の関係者達と、ゆっくりお話が聞けたことでした。
その話によると過去の大会の中では高知大会が圧倒的によかったとのことです。特に会全体の運営がスムーズであり、民間団体の熱意やホスピタリティー、行政側の取り組み(橋本知事始め行政の長が白波五人男を演じられたそうです)が見事だったそうです。群馬大会を開催するに当たっては、高知大会を参考にしたそうです。(杉原さん)過去の大会の準備期間についての質問には、高知が丸1年、滋賀が3ヶ月、群馬が1年ということでした。

アイコン沖縄県地域づくりネットワーク事務局大城ユウコさんの感想

 倉敷第3分科会 参加者45人 関係者17人 計62人
第3分科会は4つの班に分かれてふだん感じている悩みや活動などのフリートークを1時間ほどおこなった。
内容としては、
行政側
○助成金の呼びかけをするがなかなか集まらない。PRをどうすればよいか?
○体験学習を推進したいが、母親からの苦情(危険なことをさせないで)があったりでなかなか難しい。
団体側
○体験学習とは危険をともなうが知恵がつく。ということを親にも理解してもらわなければならない。多少の危険は覚悟
○ 自然を楽しむ(大人も子供も楽しめるプログラムづくり)山学校など
○ 今の環境的に大人が保守的。
○ わんぱく合宿 子供達が中心に企画したプログラム大人は見守るだけ
参加費+ボランティア保険(社協)
○ 活動費の捻出が難しい。
○ 役所をもっと活用して助成金や企画書などを手伝わせることもできる
○ まずは窓口へいって相談する
・各班ごとにまとめを発表して発表者にはおもちゃの病院院長の藤戸さんより切り絵のプレゼントがあった。

アイコン沖縄県地域づくりネットワーク事務局石原絹子さんの感想

平成14年度の沖縄県地域づくりネットワーク総会交流の場で、次のような議題で盛り上がりました。「民間と行政が協働でとりくめる何か大きな目標をもちたい。その目標として全国大会を沖縄で開催しよう」。運営委員会では「全国大会の誘致」を検討課題として話し合ってきました。
 今回は、運営委員長の小野寺さん(コンベンションシティ会)、副委員長の赤嶺さん(すきです南風原夢未来委員会)、豊永さん(野國總管塾)、委員の伊芸さん(がらまん塾)の4名が運営委員会から参加。その他団体会員として平田さん(がらまん塾)、安村さん(参水会)の2名。事務局から石原と大城さん。県庁からは地域づくりコーディネーターの玉城さん、担当主事の城間さんの2名。合計で10名の参加でした。
大会参加に先だって、運営委員会では、「沖縄で全国大会を開催するとしたら、どのようなことが参考になるか、あるいは課題になるか」を問題意識して参加し、情報をもちかえろうと話し合いました。私は、高梁分会を参加するにあたって、次の3つの視点をもつようにしました。
1.高梁市の土地の魅力をどのように演出し参加者に味わってもらっているか。
2.企画やプログラムがどれだけ魅力あるか。
3.それを運営する人達の魅力(ネットワーク、個性、ハーモニー)があるか。
岡山市や倉敷市にはこれまで数回訪れたことがありますが、内陸部の高梁市は初めてです。旅行社に勤める知人によると、おちついた城下町であると聞かされていました。高梁市の駅に降り、周りを見まわすと緑の山に囲まれ古い家並みがあり、訪れる人をホッとくつろがせるたたずまいです。
会場につくと、高梁分科会を企画運営する高梁市青年経済会議所のメンバーが、お揃いのハッピを着て満面の笑顔でキビキビと動いています。ホテル会場で市長あいさつによる歓迎のセレモニーを受けた後、参加者は小分科会ごとに分かれて城下町を巡りました。スタッフの皆さんは、それぞれの得意分野を活かして案内人を担当。歴史、文化、活動のとりくみを現場をみながら話して下さり、また質問に適切に応えて下さいました。私は、ひとりひとりの個性を生かしたその連携プレーの素晴らしさに感銘を受け、高梁市青年経済会議所とはどんな組織なのかを会長の石井さんにたずねてみました。
「高梁市には、青年会議所、まちづくり会議などの組織があるが、その中で青年経済会議所のメンバーは、市の主要な団体に所属し、メンバーはそれぞれ情報とネットワークをもっています。城下町のまち並み景観づくりをきっかけとして活性化しました。」フットワークの軽いNPO的な存在だと見受けました。メンバーのひとりひとりの個性が生かされ、それでいて全体として協調性があり、そのハーモニーが参加者を暖かく受け入れています。スタッフの皆様がこのプロジェクトを楽しんでいるという感じを受けました。
小分科会の交流では、参加者全員はハッピとかつらが配られ、私も初めてチョンマゲのかつらをかぶることになりました。高梁市のまちづくりのこれまでのとり組みが、映像でわかりやすく説明され、最後は参加者全員で輪になって地元の伝統踊りを踊って、会場の雰囲気が盛り上がったところで会を閉め、夜の交流会場に移りました。
高知大会のテーマは「楽しむ力」でしたが、この「楽しむ力」をひき出す、名コーディネーターがこの組織にはいらっしゃるだろうなと様子をみていましたら、やはり、いらっしゃいました。商工会にお勤めの近藤正博さんでした。
3つの視点、
(1)土地の魅力の演出、(2)企画・プログラム、(3)運営する人達のネットワーク)で参加した私の感想は、どれも良い感じでした。これらの魅力をひき出す源が「楽しむ力」なのかも知れないと感じた岡山大会高梁市での交流でした。

 

▲高梁分会の様子

▲記念撮影
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